HOサイズ木製電信柱10本入り、未塗装組み立てキットです。
架空裸線路柱、いわゆるハエタタキです。
90年代までは山の中や谷間によく残っていました。
ローカル~亜幹線用に腕木4本タイプを模型化しました。
柱の高さ約110mm、太さは付属の治具を使うと先端が約3mm、根元が約3.5mmになります。
材質は全て「紙」です。
少し長めですので必要な長さにカットして、組み立ててください。
先に発売した電柱と同じように始めに芯を作り、木目を彫刻をした紙を巻いて作ります。
その為微妙な凹凸が出ますが、逆に木の柱の雰囲気が再現できました。
紙にケガキを入れ工夫してありますので、説明書通り作れば綺麗に巻けるようになっています。
少々変わった作り方ですが、巻終わり部分は木目と同化するため探さないと分からない位になります。
仕上げに内側に瞬間接着剤を流すので、強度も十分です。
柱の紙は練習用として1枚多く入っています。
塗装など色々試してみてください。
作業用治具はそのままスタンドになります。
貼ってはがせる糊を使えば、フロアレイアウトにも使用可能。
碍子は腕木と一体です。
azusacraftの特長の1つ、紙の両面彫刻ですが、もう一歩踏み込んで碍子を削り出してあります。
一体なので面倒な碍子の取り付け工作がありません。
また紙なので碍子をカットしたり、腕木の本数を減らしたりは簡単に出来ます。
塗装は柱、腕木ともウェザリングカラーを使います。
樹脂成分が入っていない塗料ですが、素材が紙なので筆塗りで簡単に染まり、実感的な仕上がりになります。
実物と同じように1本ごと色を変えるのもおすすめです。
手間のかかる碍子ですが、皿に入れたホワイトサーフェイサーに先端を漬け、まとめて塗装します。その後、首元を筆で整えれば仕上がりますので見た目ほど手間はかかりません。
補強板は紙をギリギリまで彫刻し、断面をL字形にしました
。
腕木、補強板とも治具を使うので、位置決めに迷わず組み立てられます。
塗装工程まで含めたカラーの詳しい説明書つき。
腕木6本タイプ(2,400円)と8本タイプ(2,800円)もご用意できます。(受注生産)
補償がつかなくてもよろしければ、クリックポストで発送します。
在庫はありますので複数セット必要な場合はお知らせください。
(写真に写っている車両・レールは付属しません)