HO 電車庫 機関庫  行き止まり基本セット


HOスケールの電車庫兼機関庫の行き止まり基本セットです。

未塗装組み立てキットになります。

 

(通り抜けタイプを商品化したので、今までの「基本セット」は行き止まりタイプとしました。

内容は変わっていません)

 

昭和中期頃に作られたスレート波板の屋根と壁を持ち、点検整備を行う交検庫をモデルにしました。

 

 

複線間隔60mm、大手模型メーカーの道床付き線路(PC、木製枕木両方とも)に対応、フロアレイアウトにも使えるように道床部分がかさ上げしてあります。

 

20m級車両が余裕を持って入れられるように246mm+60mmの306mmを基準にして、延長出来るようになっています。

 

基本セット単体で機関庫として、延長セット(306mm)を足して電車庫として使えるように設計しました。

差し込み式のジョイントなのでスペースの許す限り伸ばすことが可能です!

 

(本体は306mm+扉壁+入り口コンクリート部分の合計335mmのレールが、かさ上げベースに隠れます)

 

 

 

最大の特徴として、屋根はもちろん横壁を取り外して中が鑑賞出来るようになっています。横壁一枚の幅は約148mm、スライド式なので任意の壁、もしくは全ての場所を外せます。

 

これにより運転時に車両が見えるため、壁に激突事故!も防げますし、鑑賞用・保管用のケースとしても活用できます。

 

とくにテーブルトップのレイアウトにおすすめです。

 

 

積極的に中を見せる構造のため、内側の屋根や壁、柱もディテールを付けました。

実物と同じようにH鋼を組んで組み立てていきます。

扉も開閉式です。

実物のレール部分は点検ピットになっていますが、模型的表現で渡り板を敷いてあります。

 

 

工作自体は難しくありません。ほとんどのパーツがカット済みでクラフトボンド(木工ボンド)と瞬間接着剤で組み立てます。カッターを使うところは数カ所です。

ただストラクチャーとして大形・大面積、壁を外したり延長セットをつなげたりするために丁寧な組み立てが必要です。

別売りのホームや上屋を作られた方なら問題無いと思います。

 

 

全厚紙製。

スレート波板は両面レーザー彫刻で立体的に仕上げました。

波板同士の重なりも段差を付けて表現してあります。(この部分、紙の強度を落とさないように最小限です)

両面彫刻は非常に手間と時間がかかりますが、中を見せる関係上全ての屋根と壁に施しました。

壁の窓枠も別パーツなので、スプレーで簡単に塗装できます。

 

また、ほとんどのパーツがカット済みで、小袋に詰めてあります。(写真参照)

台紙からパーツをカットする方法が一般的ですが、ヤスリがけの難しい紙は完璧なゲート処理ができません。

そのため、部品確認に一手間かかりますが、切り離してあります。

切り出しの面倒な窓ガラスパーツもハーフカットしてありますので、大きさを合わせる必要はありません。

 

素材は厚紙(0.65mm、1mm、2mm厚を使用)ですが、立体的に組み合わせることにより、大形でもかなりしっかりした作りになります。

かさ上げベースも中に骨組みを入れて歪まない構造になっています。

 

 

作例写真ですが、一切ウェザリング塗装をしてありません。

紙に染みこむサーフェイサーの量をコントロールすることで(筆塗り)、波板特有の黒い水垢を表現してあります。

 

これも彫刻した紙の特徴です。

(もちろん水垢のない綺麗な塗装も出来ます)

 

作例に使った塗料・方法を詳しく解説した説明書、資料写真と本体に貼る標識が付属します。

 

延長セット組み立ての補足説明書もつきます。

延長セットは少しでも価格を安くするため、そちらに説明書は付属しません。ご了承ください。

 

かさ上げ部分のイエローライン塗り分け用と、床のグリーンとコンクリート部分の境目にケガキ線を入れてあります。線を入れないようにも出来ますので、注文時にお知らせください。

 

将来的にオプションで「パンタグラフ点検台」、「転落防止柵」、「リフティングジャッキ」を発売する予定です。

 

 

ゆうパック・80サイズで発送します。

 

(写っている車両・レールは付属しません)


 

 

HO 電車庫 機関庫 

行き止まり基本セット

 

販売価格:13,800円(税込み)